ノミの特徴とは?実はスゴイ!脅威のその生態について調べてみた

どうも、管理人のネコ丸です。
「ノミが一匹いたら50匹いると思え」
ということを聞いたことがないでしょうか?
これは別に大げさに言っているわけではなくて、ノミの生態について知ると本当のことなんだとわかるはずです。
ノミはその繁殖力もさることながら、身体能力など、じつはスゴく優れた特徴を持っています。
猫や犬を飼うなら、忘れてはいけない存在であるノミ。
その脅威の生態について調べてみました。
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ノミの生態
ノミは体長が2~3㎜ぐらいの寄生虫です。
猫や犬に寄生して、血を吸って成長、繁殖していきます。
蚊のような存在と考えていいでしょう。
種類はなんと、約2000種類もいるそうです。
主に犬に寄生するイヌノミ、猫に寄生するネコノミはよく聞きますよね。
名前の由来は人間の血を「飲む」ことから、またはよく跳ぶ「跳び」からきているとされています。
ノミのライフサイクルは次のようになっています。
卵 ⇒ 幼虫 ⇒ さなぎ ⇒ 成虫
成虫の生存期間は1~2ヶ月で、その間1日に卵を20~50個も産むそうです。
仮に1日30個で2ヶ月生存したと考えた場合、実に54,000個の卵を産むことになります。
それが全部孵化すると考えると、ちょっとゾッとしますよね。
その卵は絨毯や布団に入り込んで1~6日で孵化して幼虫になります。
成虫の糞やフケを食べて成長し2度脱皮をして、1~2週間でさなぎになります。
1週間ほどでさなぎからかえって成虫になります。
成虫の特徴は何と言っても脅威のジャンプ力。
距離にして体長の60倍、高さにして100倍を跳ぶと言われています。
もしノミが人間サイズだとしたら、東京タワーを飛び越えるんじゃないでしょうか。
犬や猫が吐く二酸化炭素などを感知して飛びつき、そのまま寄生します。
このジャンプ力で捕まえにくく、しかも繁殖力がとてつもなく旺盛な点が、駆除が難しいと言われている所以です。
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ノミが繁殖しやすい時期は?
ノミが繁殖しやすい時期は梅雨から夏にかけて。
ジメジメムシムシがノミにはちょうど良いんです。
かと言って冬は繁殖しないかというと、そうでもありません。
13℃あれば繁殖することができるので、暖房の効いた部屋なら十分条件を満たしています。
つまり、家の中なら年がら年中、ノミの繁殖時期と考えていいですね。
ノミはどこからくるの?
犬を飼っている場合は散歩でノミに寄生される場合が多いです。
出入り自由な猫なら、言わずもがなですね。
犬も猫も飼っていない、あるいは完全室内飼いなのにノミがいる場合は、次のようなことが原因と考えられます。
- 人が外出時に靴や服にくっつけてくる
- 庭のノミが入り込んできた(網戸も通り抜ける)
- 近所の野良猫が運んできた
考えられる原因はいくらでもあります。
肝心なのはノミを発見したら一刻でも早く駆除を心がけることです。
そうしないとあっという間に繁殖していきますよ。
まとめ
ノミを完全に駆除するのは難しいです。
とは言え、1匹でも残しておけば、ねずみ算式に増えていきます。
駆除を確実にしたいなら、まずはノミの生態を知っておく必要があります。
- 成虫だけじゃなくて、卵も駆除しましょう
- 冬場、ノミのいる部屋は温度をあげないようにしましょう
生態を知っておけば、こういった当たり前のことにも対処できますよ。
ノミによる猫の症状と人への影響について、こちらで詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
⇒ 猫にノミがついてる!どうなるの?これはヤバイ!症状と人への影響
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