【タイの至宝】サイアミーズ(シャム)ってどんな猫?性格と飼い方

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基本データ
原産地 | タイ |
体重 | 3~4kg |
体型 | 小型。長くほっそりしたボディ。 |
毛種 | 短毛種 |
毛色 | シール(ブラック)、チョコレート、ブルー、ライラック |
目色 | ブルー |
平均寿命 | 10~13歳 |
価格 | 10万~30万円 |
入手しやすさ | 容易 |
飼いやすさ目安
飼いやすさの目安、各項目の説明については、こちらをご覧ください。
⇒ 飼いやすい猫の種類はどれなの?もう迷わない!選び方5つの基準
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歴史
サイアミーズ(シャム)はタイに古くからいた猫です。
サイアミーズはタイの王家や貴族しか飼うことが許されなかったという、まさに“タイの至宝”と言っていいでしょう。
そんな猫が世界中に知られるようになったのは、1885年にタイのイギリス総領事館に努めていたゴールド氏が帰国の際に、タイ王室からサイアミーズのペアを贈られたことからでした。
ロンドンのキャットショーに登場すると、賞を独占してあっという間に人気に火がついたということです。
その頃のサイアミーズは今のようなスリムな体型ではなくて、丸っこくて濃い色をしていたようです。
スリムなボディとポイントカラー(部分的な被毛色)は、その後の改良によるものだそうです。
外見的特徴
サイアミーズ(シャム)の特徴は、長くほっそりとしたスリムなボディと、顔、耳、四肢、尾に現れるポイントの被毛、そして綺麗なサファイアブルーの瞳です。
その気品あふれる優雅な見かけは「月のダイアモンド」と呼ばれ、地元タイでは実際にその名で呼ばれています。
ポイントカラーは成長するに従って、色がはっきりしてきます。
サイアミーズが多彩になって生まれ変わった猫を「オリエンタル」と言います。
⇒ 【カラフルシャム】オリエンタルってどんな猫?性格と飼い方
顔もほっそりしたくさび型で、耳はかなり大きく先端がとがっています。
足も長くてほっそり、前脚より後ろ脚の方が長めです。
しっぽまで細長くしなやかです。
サイアミーズ(シャム)の長毛種を「バリニーズ」と言います。
⇒ 【優雅なダンサー】バリニーズってどんな猫?性格と飼い方
性格
サイアミーズ(シャム)の性格は、わがままで目立ちたがり屋、でも甘え上手です。
気ままで好奇心が旺盛なのでフラッと何処かへ行ったかと思えば、飼い主の後をついてまわって甘えたりします。
猫は気まぐれといいますが、サイアミーズはまさにそんな猫らしい猫なんです。
サイアミーズと犬が喧嘩(ボクシング?)している動画です。長くほっそりとした足による猫パンチが炸裂しています(笑)
⇒ 猫と犬のボクシング。どっちが勝ち?
飼い方
気品あふれる見かけに反して、活発で運動量はかなり多いです。
遊んでほしいと甘えてきたら、出来るだけ遊んであげてください。
走ることも多いので、出来るだけ広い場所を用意してあげないといけません。
狭い場所に閉じ込めると、真っ先にストレスにやられてしまう繊細さがあるので注意が必要です。
食事量はほどほどですが、サイアミーズのスリムなボディを保つために与え過ぎやカロリー量には気をつけてください。
抜け毛は少ないです。
週2~3回のブラッシングで構いません。
まとめ
気品あふれる優雅な姿と、わがままで甘え上手なサイアミーズ(シャム)。
一昔前なら純血種と言えば「シャム猫」と言われて、とても人気でしたよね。
最近はその人気も落ちてしまいましたが、それでもシャムに憧れる人は多いはずです。
わがまま、神経質と決して飼いやすい猫とは言えませんが、それでもサイアミーズの飼い主への愛情は他の猫種よりずっと深いものです。
ちょっと困らせられても愛情でカバー出来る! 一生を猫と添い遂げたい! そんな人にピッタリな猫ちゃんです。
他の猫についても知りたい!と言う人は、こちらをご覧ください。
⇒ よくわかる!世界の猫の種類図鑑
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