猫の去勢・避妊はどうすればいいの?おすすめの時期と術後の変化

どうも、管理人のネコ丸です。
猫の発情期、経験したことあるでしょうか?
夜中に大声で鳴き続ける、ところかまわず尿スプレーでマーキングをする…
猫を飼っていてこの時ほど困ったことはありません。
この発情期の対策としてもっとも有効なのが去勢・避妊手術。
猫の精巣・卵巣を取り除いて、発情期の困った行動を減らします。
去勢・避妊手術に抵抗がある人もいるようですが、飼い猫にとってはデメリットよりメリットのほうが大きいです。
- 去勢・避妊手術のメリットとデメリットは?
- 去勢・避妊手術を受けるおすすめの時期は?
- 手術後の変化と対応は?
詳しく説明しますね。
去勢・避妊手術を受けさせない場合の発情猫の鳴き声対策をこちらで説明しています。
⇒ 発情期の猫の鳴き声、何とかならない?5つの対処法と究極の対策
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去勢・避妊手術のメリットとデメリットは?
メリット
- 発情期にともなう困った行動(大声で鳴き続ける、尿スプレーによるマーキング)が減る
- 予定外の繁殖を予防する
- 乳腺や生殖器の病気を予防する
発情中は猫もストレスを抱えています。
そのストレスから開放され、さらには病気予防の効果もあって、結果的に長生きすることになります。
デメリット
- 繁殖能力がなくなる
- 手術による身体への負荷がかかる
繁殖能力がなくなるのはメリットとも言えるし、デメリットとも言えます。
手術に用いる麻酔は猫にとっては負荷が大きいです。
麻酔の相性が悪ければ、最悪死亡するといったこともあります。
去勢・避妊手術を受けるおすすめの時期は?
発情を始める時期は暖かくなる春先。
出来れば1月末までに受けさせたいですね。
年齢は6ヶ月~1歳までの間。
猫は1歳を過ぎると十分成長しており、発情もこの時期から始まります。
発情真最中は手術を避けたほうがいいので、大声で鳴き始めたなど、発情の予兆があったらすぐに受けさせるようにしましょう。
去勢手術の費用は15,000~25,000円。日帰りできる場合がほとんどです。避妊手術の費用は20,000~35,000円。1~2日入院することになります。
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手術後の変化と対応
安静は基本的にはいりません。
去勢・避妊手術は個体差もありますが、元気がなくなり、食欲低下、下痢などが見られることがあります。
特にメス猫の避妊手術の場合は開腹手術をするわけですから、身体への負荷は相当大きいです。
傷口を舐めないようにエリザベスカラーや術後服を着ることがあります。
毛づくろい出来ないのがストレスになるのか、さらに元気がなくなってしまいます。
基本的には獣医さんに言われたとおりにした方がいいんですが、できれば猫のしたいようにさせた方がいいですね。
エネルギー代謝が変化して、1k前後体重が増加する場合があります。
対応するのは太ってからでも間に合います。
太ってきた場合は、低カロリーのキャットフードをあげるといいでしょう。
性格にも変化が見られる場合があります。
攻撃的じゃなくなって、おっとり穏やかになる傾向があります。
まとめ:手術後の方がむしろ大変
去勢・避妊手術はリスクがあるとはいえ、手術自体はあっさり終わって安静もいりません。
でも、術後はなにかと気を使うことが多くなるでしょう。
餌をあまり食べなくなるほか、下痢をしてそこらじゅうを汚したりします。
傷口を舐めて開いてしまった、なんてことも考えられます。
そのためのエリザベスカラーなんですが、とにかく嫌がって、ますます元気がなくなるんですよね…
かわいそうなので取ってあげてもいいんですが、その場合は目が離せなくなるのでこちらのストレスがたまりそうです。
手術後は猫ちゃんも大変ですが、あなたも大変になるでしょう。
あらかじめ心構えをしておけば、何があっても大丈夫ですよ。
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