うちの猫たち、仲が良いの?悪いの?あいさつとコミュニケーション

どうも、管理人のネコ丸です。
猫を多頭飼いしていると、猫同士の仲が気になるものですよね。
でも、初めのうちは仲が良いのか悪いのか、ちょっと判別がつきません。
ある時は、追いかけ回して、じゃれあっているようで…
またある時は、距離をとって素知らぬ顔をしていたり…
またまたある時は、仲良く一緒に寝ていたり…
猫同士のコミュニケーションの取り方ってどうなっているんでしょうか?
詳しく説明しますね。
猫の多頭飼いのコツ、相性などは、こちらでまとめています。
⇒ 猫の多頭飼いのコツはない?相性と対面から一緒に飼うまで
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猫同士のあいさつは「ニオイ」で始まり「ニオイ」で終わる
猫同士で重要なコミュニケーション手段は「ニオイ」です。
ですから、猫同士の初対面のあいさつでも、ニオイを確認し合うことから始まります。
まずはしっぽを垂直にピンと立てながら近づきます。
しっぽを垂直にピンと立てるのは親愛の情を表していて、「こんにちは」的な意味になります。
次に首を伸ばして鼻同士を近づけ、クンクンとニオイ合います。
俗に「鼻キス」と言われていますが、実際にキスしているんじゃなくて、ニオイを嗅いでいるんです。
猫の顔には匂いを出す分泌腺がたくさんあって、相手のニオイを確認するのにちょうどいいんですね。
猫は1匹1匹違うニオイを嗅ぎ分けることが出来ます。
もし他の動物など違うニオイが混じっていれば、サッと身を引くこともあります。
その次はお互いのニオイを共有し合います。
顔や身体をスリスリと擦り付けあって、同時に相手の身体あちこちのニオイを嗅いでいきます。
同じニオイを持つ猫同士は仲良しの証拠で、攻撃することはありません。
最後に相手のお尻を嗅ぎます。
顔と同じようにお尻にもニオイを出す分泌腺が集中しているからです。
お互い相手のお尻を嗅ごうとしてグルグルと回ることもありますが、たいてい優劣で劣るほうがしっぽをピンと立てて嗅がせることになります。
こちらは初対面の猫同士の動画です。鼻キスしたりお尻のニオイを嗅いだり、理想的なあいさつですね。
⇒ 貴重!猫の行動学・初対面の猫はどんな態度を取るか?
余談ですが、ニオイを嗅いだ時に口を半開きにしてポカーンとした表情になるときがあるんですが、見たことがあるでしょうか?
これは「フレーメン反応」と言って、微量のニオイ物質を口内のヤコブソン器官というところで分析してるんです。
フェロモンのニオイを嗅いだ時なんかになりやすいですね。
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仲良し猫のコミュニケーション
猫同士で猫パンチしたり追いかけ合ったり、じゃれてるのかケンカしてるのかわからないことが多いですよね。
それでも時折、猫同士の仲良しコミュニケーションを時折見せることがあります。
まずは鼻キス。
コレを見たらとりあえずいい傾向と言えるでしょう。
次に身体を擦り付け合う。
さらに仲が進むと、しっぽを絡み合わせることもあります。
次にお互いにグルーミング、毛づくろいし合います。
自分では毛づくろい出来ないところを毛づくろいしてあげることは、まさに仲がいい証拠です。
そしてお互いにくっつき合って、相手を枕にして仲良く寝ます。
それこそ夏のクソ暑い時でも。
仲が良くなると、とにかく一緒にいる時間が長いです。
病院に連れて行こうとしても、離してしまうことがかわいそうになってしまうほどです…
これが逆に仲が悪くなると…
- 目を合わせず知らんぷりする
- 顔を合わすとうなる
- にらみ合いしてケンカ
- ストレスで下痢や嘔吐など体調悪化
こんな様子を見ることがあったら、部屋を隔離するなどの手段が必要になってきます。
同居猫がケンカを始めたらどうしたらいいのか、こちらでまとめてみました。
⇒ 同居猫が急にケンカを!仲が悪くなった理由は?4ステップで解消!
まとめ
猫同士、グルーミングし合うほど仲が良いのが理想ですが、なかなか現実はそう上手くいきません。
猫同士の性格や相性もあって、付かず離れずを繰り返すことが多いでしょう。
でも、あせって仲良くさせようとしてはいけません。
ケンカして怪我をするなどの問題がなさそうなら、猫同士のことは猫に任せるのが一番です。
飼い主であるあなたは、暖かく見守ってあげましょう。
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