【聖なる猫の伝説】バーマンってどんな猫?性格と飼い方

Copyright Claudia Zaino
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基本データ
原産地 | ビルマ(ミャンマー) |
体重 | オス 3~6.5kg メス 3~5kg |
体型 | 大型。やや長め。重量感があり、筋肉質。 |
毛種 | 長毛種 |
毛色 | シール(ブラック)、チョコレート、レッド、ブルー、ライラック、クリーム |
目色 | サファイアブルー |
平均寿命 | 10~13歳 |
価格 | 10万~30万円 |
入手しやすさ | やや難 |
飼いやすさ目安
飼いやすさの目安、各項目の説明については、こちらをご覧ください。
⇒ 飼いやすい猫の種類はどれなの?もう迷わない!選び方5つの基準
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歴史
バーマンはミャンマーの寺院で古くから飼われていた猫で、釈迦の誕生より前という長い歴史を持っているそうです。
1919年にフランス人がペアを持ち帰り、途中オスが亡くなってしまいましたが、メスが妊娠していたのでフランスで繁殖されるようになりました。
1925年にはフランスで公認され、キャットショーにも登場しているそうです。
第2次世界大戦で絶滅しかけたそうですが、イギリスからの輸入で繁殖が再開しました。
1967年にはCFAで公認されています。
バーマンには聖なる伝説というものが残っています。
ミャンマーのラオツンという寺院の高僧ムンハーが、盗賊に襲われて亡くなってしまいます。
その時に、白い猫シンがムンハーの上に乗ると、猫の目が女神像のように青く輝き、四肢の先以外の体が金色に変わったとうことです。
女神の生まれ変わりと信じられ、その猫が現在のバーマンの祖先と言われています。
そんな伝説が残っているので、バーマンは「ビルマの聖なる猫」と言われて、とても大切に扱われているんですね。
外見的特徴
バーマンの最大の特徴は、手袋をしているような脚先の白い被毛です。
前脚を「ソックス」、後ろ脚を「レース」といいます。
生後6週間くらいから見られますが、必ず遺伝するとは限りません。
全体の被毛は長くて厚みがありますが、夏には短めになるので印象が変わります。
お腹のあたりの毛は少しカールしています。
頭は丸くて大きく、サファイアブルーの瞳もまん丸で間隔が広いです。
体は被毛のせいで太っているように見えますが、筋肉質で重量感があり、がっしりしています。
しっぽもふさふさの被毛に覆われていて、長すぎず短すぎないバランスの良い長さです。
性格
バーマンは穏やかで甘えん坊な性格です。
また、賢くて飼い主には従順なので、しつけもしやすいでしょう。
遊びが嫌いというわけではありませんが、どちらかというとのんびり寝ている方が好きなタイプです。
普段は大人しいバーマンが遊んでもらっている動画です。遊ぶときもどちらかと言うと穏やかですね。
⇒ すごくフワフワした猫バーマン
飼い方
普段から大人しいバーマンなので、激しい運動をさせる必要はありません。
遊ぶこと自体は好きなので、適度に遊んであげればいいです。
体は大きめなので、食事量も多めでカロリー高めがいいでしょう。
太らないように体重管理とカロリー計算は必要です。
被毛は長くてふさふさしているので、毎日2回のブラッシングとコーミングで綺麗に維持したいです。
ただ、長い割にはもつれにくいので、お手入れはそれほど手間はかからないでしょう。
まとめ
青い瞳と脚先の白い被毛が、気品と神秘さを醸し出しているバーマン。
“聖なる猫”と呼ばれる外見は、何はなくとも大事にしてあげたいと思わずにはいられません。
お手入れの方は少し大変ですが、穏やかで懐いてくれるので、飼っていてとても癒やされます。
気品あふれる綺麗な猫をそばにおいて可愛がりたいと言う人には、ピッタリな猫ちゃんです。
他の猫についても知りたい!と言う人は、こちらをご覧ください。
⇒ よくわかる!世界の猫の種類図鑑
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