ペットショップなんていらない!?海外の現状と日本の問題点


どうも、管理人のネコ丸です。

 

日本は動物愛護後進国と言われていると、知ってました?

「動物の愛護及び管理に関する法律」というものが日本にもあるので、きちんと動物愛護が進んでいるんだな―と思うかも知れませんが、違うんです。

 

海外、と言うかヨーロッパですね。

ヨーロッパは動物愛護先進国と言われています。

厳しい法律できちんと決められているのはもちろん、ヨーロッパの人たちのペットに対する考え方自体が日本とは違うんです。

 

日本とヨーロッパ。

ペットショップや動物愛護の現状はどう違うんでしょう?

そして、日本の現状と問題点は何で、これからどうしていけばいいんでしょうか?

 

あなたも一緒に考えてみてくださいね。

ペットショップの動物たちがどこから連れて来られるのか、売れ残りのその後はどうなるのか、こちらで詳しく説明しています。現実を知るためにも、一度目を通してみてください。
⇒ ペットショップはいらない!?動物はどこから来て売れ残りの後


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海外のペット事情

質問者の男性
動物愛護先進国って言われてるヨーロッパだと、ペットショップはないのかな?
ネコ丸
ペットショップ自体はあるよ。でも、生体販売はほとんどされてないね

 

ヨーロッパで動物愛護先進国と言われているのはイギリス、ドイツ、イタリアなどです。

 

イギリスは最も進んでいて、「動物愛護で日本はイギリスに100年遅れている」と言われています。

ペットショップは法律によって完全に認可制。

店頭でのペット販売は禁止されています。

 

また、飼い主には動物に快適な環境を用意する義務が求められています。

動物たちは公共の場所はほとんど自由に出入りできますし、公園ではリード無しで犬の散歩もできます。

非常に厳しい規則がある上、動物愛護活動も日本の比じゃないくらい活発です。

 

次にドイツ。

ドイツでは殺処分が“ゼロ”なんです。

それを実現しているのが、ドイツの動物保護センターの「ティアハイム」の存在。

日本の動物愛護センターは殺処分が主な役目という形だけのものですが、ティアハイムは一度動物を預かると最後まで面倒を見ます。

預かる期限がないので動物でいっぱいになりそうですが、90%以上が新しい飼い主にもらわれていくそうです。

そもそもドイツでは、殺処分という考えはないんですね。

こちらの動画は京都市会調査団によるティアハイムの視察の様子です。想像以上に綺麗で広い、快適な環境ですね!
⇒ 「ティアハイム」1

 

他にも、安易に犬を飼えないように「犬税」を設けたり、動物の飼い方まで法律で決められています。

ここまで徹底しているのは、日本もぜひ見習いたいですね。

 

最後にイタリア。

イタリアではつい最近まで、捨て犬や捨て猫が社会問題となっていました。

その理由がとても身勝手なもので、バカンスに行く邪魔になるからというものなんですね。

 

そこで2004年に厳しい法律が施行されました。

動物虐待や見世物にすれば、数年の懲役や100万円以上の罰金刑が科せられます。

さらには、散歩の回数や疲れさせてはいけないなんてことまで決められていて、まれに見る厳しい法律です。

 

それでも捨て犬・捨て猫がなくならないため、マイクロチップ装着の義務化しました。

散歩の回数まで決めるのはやり過ぎと思わなくもないですが、捨て猫や捨て犬をなくすにはこれくらい厳しく取り締まらないといけないのかもしれませんね。

 

※参考サイト
日本は動物愛護後進国! ~海外に学ぶ動物愛護 第1回~ | GORON

 

イギリス、ドイツ、イタリアのペットショップでは、動物の店頭陳列販売は禁止、または自粛されています。

では、どこで動物を手に入れるかというと、「ペットシェルター(アニマルシェルター)」というところですね。

ペットシェルターというのは、捨てられたり虐待された動物を引き取っているところです。

日本もペットシェルターはありますが、力の入れようが全く違っています。

ヨーロッパでは動物は購入するものという意識はないんです。

でも、純血種なんかはブリーダーから購入していますね。

 

飼う前にもちゃんと飼えるのか、審査を受けないといけません。

日本のように軽い気持ちでペットを飼えないので、捨て猫や捨て犬が増えることもないですね。

 

質問者の男性
海外のペット事情ってすごく進んでいるんだね。こりゃあ、日本も見習わないと
ネコ丸
そうだね。ただ、日本もいまのところ何もしてないかというと、そうでもないんだよ


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日本のペット事情とこれから

質問者の男性
日本のペット事情ってヨーロッパほど厳しくはないよね。これから変わっていくのかな?
ネコ丸
法律も変わってきているし、動物を扱う人たちの意識も変化してきているよ

 

日本の動物保護の現状

ペットショップはいらない!?動物はどこから来て売れ残りの後でも述べたように、日本の悪質なペットショップではそれこそ動物たちは物のように扱われています。

こんな事情を顧みて、何とかしようと活動をしている人たちもいますし、その声に押されてか、法律も少しづつ厳しくなっています。

  • ペットを販売するために動物取扱業の登録が義務化(免許制ではありません)
  • 夜間のペット陳列販売の禁止
  • 生後45日以下の犬猫の販売禁止
  • 現物確認・対面説明の義務化

「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正されて、このような項目が義務化されました。

 

ところが、この法律は上手く機能しているとは言いがたいです。

よくテレビで動物のレスキュー隊の活躍を放送していますが、日本ではそういったものはありません。

どこまでいっても、日本では動物は「物」扱いなんです。

それに違反したからといって、罰則はそれほど厳しいものではありません。

 

一方、殺処分を減らすために活動しているところもあります。

先も述べたように、ドイツでは引き取られた動物たちの90%以上に、新しい飼い主が見つかっています。

でも、日本ではわずかに14.84%。

それ以外は残酷な方法で殺処分されています。

その数、年間17万頭とされています。

 

そんな中、熊本、神奈川、札幌では殺処分ゼロを達成しています。

動物の愛護団体と協力して、素早く里親を探しているんだそうです。

熊本の動物愛護センターでは、ペットの引き取りをお願いしてきた人に、ペットの殺処分を見届けさせるという驚きの方法がとられています。

 

本当に少しづつですが、改善されていることは確実でしょう。

でも、やっぱり海外と比べると遅いです。

猫 泣く

日本が動物愛護先進国になるには?

日本がヨーロッパ並に動物愛護先進国になるにはどうすればいいでしょう?

 

まずは、ペットショップなど販売する方の規制だけじゃなくて、生産者と呼ばれる悪質ブリーダーやパピーミルの規制が必要です。

しっかりと免許制にして取り締まることが必要です。

 

僕たち購入する側の無知も問題でしょう。

ペットシェルターなんてほとんどの人は知らないと思います。

動物は購入するものという意識が、日本では強いんですね。

もっと大々的に周知しないと、日本人の意識は変えられません。

 

「でも、純血種が欲しいんだけど…」

そういう人もいるはずです。

確かにペットショップじゃないと純血種は手に入りにくいでしょう。

 

でも、純血種にこだわる理由はなんですか?

別に雑種でもいいじゃないですか。

かわいがっていれば種類なんて関係無いですよ。

どうしても純血種が欲しいなら、良いブリーダー、シリアスブリーダーから購入しましょう。

ペットショップで購入するとしても、良心的なペットショップを選ぶことは大事ですよ。

シリアスブリーダーを見つけるには、購入する前に必ず直接会うことが必要です。生まれた環境を知り、親を見せてもらうことは必須です。また、生まれて3ヶ月は親と一緒に育てるのが普通。すぐに売ろうとするブリーダーは怪しいと思ってください。

こちらはペット販売をやめたという岡山市のペットショップの記事です。賛同してくれるお店もあるようで、心強い限りですね。この調子で全国的に広まってほしいものです。
⇒ ペットの販売をやめた岡山市のペットショップ 譲渡先探しへと切り替え

 

質問者の男性
日本も良くなってるけど、まだまだなんだね
ネコ丸
こうやって現在のペット事情を広く知ってもらうことが、僕たちに出来る第一歩だね

まとめ

僕は以前はペットショップによく行っていました。

かわいい動物たちを見ているだけでも、時間を忘れてしまうんですよね。

 

でも、それはペットショップがそう計算してやっているからなんです。

見ているうちにどうしても欲しくなって買ってしまう…

商品の販売方法としては当たり前のことなんですが、動物までこの方法で売っていいのか疑問ですよね。

日本のペット事情の現状を知ってから、僕はあまりペットショップには行かなくなりました。

そして、わずかながらでも力になろうとこのサイトを立ち上げて、猫のことで悩む人の力になりたいと思いました。

 

日本で生まれる動物たちの環境を良くするには、やはり僕たちの意識改革が必要。

そしてゆくゆくは国を動かして殺処分ゼロ。

すべての動物たちを幸せにしてあげたいですよね。


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2 Responses to “ペットショップなんていらない!?海外の現状と日本の問題点”

  1. rat より:

    ドイツでは殺処分の考えは無いですね

    ハンターがその場で始末するので

    Jagdgesetz で記入されている通り

    人の管理を離れている犬と猫は生態系に影響を及ぼすので、駆除がハンターの責務ですからね

    ドイツに限らず、オーストリア、スイス(猫だけだったかな?)は人の管理を離れている野良猫や野良犬は通年で駆除が許可されてますからね

    殺処分しなくても年間猫だけでも最低で30万匹くらいはハンターによって駆除されてます 報告の義務がないので、実際はこの1.5倍とも2倍の数が駆除されているとも言われていますね

    日本でいうあらいぐまと同じです
    あらいぐまは特定外来ですから 捕獲したら運搬もダメでその場で駆除しなければなりませんからね

  2. 岳田希 より:

    恐れ入りやした。

    上記のとおり、ドイツには、犬猫の狩猟駆除が合法で、人の管理下なければ飼い犬猫でも合法的に射殺されます。
    また公的殺処分もあります。
    危険な犬、飼育を禁止する犬種は押収され、強制的に殺処分されます。
    ヘッセン州では、公的殺処分された犬は、人口比で東京都の6倍です。
    http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-category-34.html

    ドイツは人口比で、日本より生体販売ペットショップがはるかに多いです。
    また一店舗あたりの規模も、日本では考えられないほど巨大です。
    もちろん犬猫も展示販売されています。
    私の目でも現に見ていますから。
    おそらくヨーロッパでは、犬猫も生体展示販売を禁じてる国はありません。
    記事で指摘されてる国には、全て犬猫も販売してるペットショップがあります。
    アメリカでは一部の自治体で禁じています。
    http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-category-40.html

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