猫のノミを駆除したい!対策は?効果あり!3つの取り方

どうも、管理人のネコ丸です。
猫についたノミを取るのって大変ですよね。
まさか一匹一匹取っていくわけにもいきませんし…
巷にはノミを取るためのいろいろな薬やグッズが売られています。
この中には効果てきめんなものもあれば、効果がイマイチなものもあって、どれにしようか迷ってしまいますよね。
効果的な3つのノミの取り方と合わせて、効果が期待できないものもご紹介します。
参考にしてくださいね。
ノミの特徴、生態について、こちらでまとめています。知っておけばより楽に駆除が出来ますよ。
⇒ ノミの特徴とは?実はスゴイ!脅威のその生態について調べてみた
効果的な猫のノミの取り方3つ
猫についたノミを駆除するには、次の3つの取り方を試してみてください。
- ノミ取りクシ
- お風呂
- ノミ駆除薬
1.ノミ取りクシ
まずは基本のノミ取りクシで取ってあげます。
ノミ取りクシと言うのは、通常のクシよりさらに目の細かいクシのこと。
これでといてあげれば、いくら小さなノミでも逃げることは出来ません。
全身をくまなく梳いてあげて欲しいんですが、特に念入りにやってあげて欲しい場所は、しっぽの付け根、背中、内股、首のあたりです。
ノミが取れたらその都度、中性洗剤を入れた液に落とすか、ガムテープにくっつけしまいましょう。
間違ってもプチッと潰さないでくださいね。
ノミの体内の卵が飛び散って、後々恐ろしいことになりますよ。
この方法の良いところは、ブラッシングのついでにできること。
ブラッシングで気持ちよくなって、さらにノミも取れるんですから、猫ちゃんにとっては一石二鳥ですね。
ただ、ノミ取りクシでは完全に取ることは難しいです。
ノミが少ないうちや、他の方法を嫌がる猫ちゃんにやってあげてください。
2.お風呂
風呂桶を用意して、ぬるま湯に猫ちゃんの体をつけます。
お風呂に入れることによって、ノミを溺れさせてしまいます。
ノミ取りシャンプーというものがありますが、これはほとんど効果がありません(理由は後述)。
手順は次の通り。
あらかじめ頭や首筋のノミを、ノミ取りクシで取っておきます。
首の周りにシャンプー(ノミ取りシャンプーでいいです)を泡立てて、グルっと首輪のようにつけます。
用意した風呂桶に猫ちゃんの足からつけていきます。
首周りのシャンプーは落ちないように。
ノミは上へ上へと逃げてきて、シャンプーに引っかかります。
それを取ってしまいましょう。
この方法の良いところは、ノミの糞も綺麗に洗い流せること。
毛をかき分けてみると黒い小さな粒を見つけることがありますが、あれがノミの糞ですね。
他の方法ではノミは取れても、糞までは取れないですから。
ただ、猫ちゃんをお風呂に入れるのはなかなか難しいです。
しかも、しばらくジッとさせていないといけませんからね。
他の方法でもノミを綺麗に取ったら、一度はお風呂に入れるかシャンプーをして、綺麗にしてあげましょう。
3.ノミ駆除薬
ノミを駆除する薬を使います。
必ず動物病院でもらってください。
市販で安い薬が売っていますが、あれは安全性を考慮してか効き目が悪いです。
有名なのはフロントラインプラスですね。
他にはアドバンテージプラスというものもあります。
フロントラインプラスとアドバンテージプラスの違いは次の通り。
フロントラインプラスが24時間以内にノミを死滅、アドバンテージプラスが12時間以内にノミを死滅
フロントラインプラスはマダニにも効果あり
どちらもほぼ100%駆除ができて、約1ヶ月効果が持続します。
猫ちゃんによって使える、使えないがあると思いますので、獣医さんの指示に従ってください。
使い方はスゴく簡単。
首か肩甲骨の間に1本全量たらすだけです。
それだけで全身に広がって、ノミの成虫を駆除できます。
しかも、卵や幼虫の成長も阻害すると、いいコトずくめなんです。
ただし、舐めても大丈夫と安全をうたっていますが、副作用の心配がないとは言い切れません。
フロントラインを例に上げますが、これ、実は農薬なんです。
副作用としてある症状は、下痢や嘔吐、脱毛、湿疹、発熱などですね。
初めてノミ駆除薬を使った後は、いつも以上に猫ちゃんの健康状態をチェックしておきましょう。
もし万が一異常が見られたら、シャワーで洗い流してしまいます。
とりあえず1回様子見で使ってみて、大丈夫そうならセットで購入するといいですね。
1回分のお値段は1,200~1,500円です。
フロントラインスプレーを使っている動画です。背後からいきなりやったらビックリしますよね。
⇒ 【地域猫】新しいフロントラインでもう一度シュッとしてみた。【魚くれくれ野良猫】
ノミ駆除薬には他に飲み薬タイプや注射するタイプがあります。
プログラムというものが有名ですね。
飲み薬(錠剤)タイプは6時間以内に駆除、効果は1日限りです。
餌に混ぜる液体タイプもあって、こちらは卵・幼虫の発育を阻害します。
注射タイプも卵や幼虫の発育を阻害して、効果は6ヶ月も続きます。
予防には最適ですね。
効果の期待できないノミ取り方法
ノミ取りシャンプー
ノミを弱らせる成分を含んでいるシャンプーですが、あまり強い成分だと猫が皮膚炎になる可能性があります。
ですから、ある程度弱めの成分になってしまうんです。
そうなるとノミを駆除するまではいかなくて、仮死状態になる程度になってしまいます。
当然、時間が経てば復活します。
ノミ取りシャンプーを使ってから、念入りにノミ取りクシでといてあげるのもいいですね。
ノミ取り首輪
ノミ取り首輪もノミを弱らせる薬剤が塗布されているんですが、あまり強い成分は使えません。
それに、首周りだけしか効果がなくて、ノミは別の場所へ逃げればいいだけです。
ノミ取り粉
ノミを弱らせる成分を含むパウダーを、全身に振りかけます。
何度も言うように、これもあまり強い成分を使えません。
舐める可能性もあるので、やめておいたほうがいいでしょう。
アロマオイル
ノミを寄せ付けない香りを放ちます。
駆除の役には立たないですね。
猫の寝床近くに置いておくのはいいかもしれません。
※猫にアロマ(精油)は危険と指摘を受けました。注意して使えば大丈夫なようですが、専門家ではない人は手を出さないようにしましょう。
まとめ
猫のノミを取るには、通常はフロントラインなどノミ駆除薬一択と考えていいでしょう。
効き目がない、または副作用がある場合は他の方法を試してみます。
ノミ取りはとにかくスピードが大事。
お金をケチらないで、やれる時に一気にやってしまいましょう。
猫のノミ取りが完了したら、必ず部屋のノミ・ダニ退治もするようにしましょう。こちらで詳しく説明しています。
⇒ ノミ・ダニを退治したい!どうするの?4つの方法で徹底駆除!
お役に立ちましたか?
お役に立ちましたら、シェアしていただけると励みになります。
今後も猫に関するお役立ち情報をお届けできますように頑張ります!