猫のなわばりって広いの?なわばりの意味・範囲と基本的ルール


どうも、管理人のネコ丸です。

 

決まった場所で同じ猫を見かけることってありますよね。

それはつまり、その猫がそのあたりをなわばりにしているってことです。

 

同じ場所で見かけるということは、猫のなわばりは意外と狭いんでしょうか。

でも、別の猫は見かけたり見かけなかったりするし…

 

猫のなわばりってどれくらい広いんでしょうか?

そして、猫のなわばりには何かルールがあるんでしょうか?

詳しく説明しますね。


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猫におけるなわばりとは?

質問者の女の子
なわばりって聞くと犬を思い浮かべるけど、猫にももちろんあるんだよね?
ネコ丸
そうだね。同じなわばりでも猫と犬では少し違うんだよ

 

なわばりとは生きていくために必要なもの、つまり食料や水、安全な寝床などを確保するための、決まった空間のことです。

犬がなわばりの中でルールに則って集団生活をするのに対して、猫は他の猫とケンカしないように距離を保って単独行動をします。

 

猫のなわばりには生活の中心となるホームテリトリーと、生活に必要なものを得るための広範囲なホームレンジがあります。

 

ホームテリトリーは、言わば大事なプライベートスペース。

侵入されると攻撃をするし、快適に過ごせるように出来る限り清潔に保とうとします。

 

ホームレンジは、言わば生活圏のこと。

生きるために狩りをしたり、他の猫が侵入してこないかパトロールをします。

 

なわばりの境界は自分のニオイを残すことで主張します。

おしっこやうんちですね。

ですから、なわばりの境界というのは意外と曖昧なんです。

 

なわばりが重なっているところは、時間差を設けて共有したりします。

おしっこやうんちの古い新しいを識別して、新しければ警戒、古ければおしっこの上塗りをすることもあります。

 

質問者の女の子
なるほど。猫って本当に孤独に生きてるんだね。ちょっと尊敬するよ
ネコ丸
それだけに安全に生活できるなわばりっていうのは大事なんだね

猫のなわばりの範囲は?

質問者の女の子
猫のなわばりって狭そうだけど、どれくらいの広さなんだろう?
ネコ丸
その場の環境によって変わってくるよ

 

家猫の場合は、当然家の中がなわばりになります。

野良猫の場合、人が多く生活している生活圏では、ホームレンジが直径約150mまでと言われています。

生活していくには意外と狭いと思いますよね。

 

でも、人が少なくなるほどなわばりの範囲は広がっていきます。

自然豊かなエサが豊富にある田舎の方なら直径500m。

人が存在しない場所で野生化した猫なら、なわばりの広さは計り知れません。

 

つまり、恵まれているほどなわばりは狭く、食料が少ないと生き残るためになわばりを広げていくのです。

 

ちなみに、なわばりが一番広いのは、去勢していないオス猫です。

通常の3.5倍の広さと言われていて、繁殖期にはメス猫を求めて10倍まで広がります。

発情期にオス猫同士がケンカするのは、なわばりが広がりすぎて重なってしまうからなんですね。

一方、メス猫のなわばりは比較的狭いです。

しかし、子猫を産んだ母ネコは、ホームテリトリーを一歩も引かず命がけで守ろうとします。

人も猫も母は強しですね。

 

質問者の女の子
意外と狭いと思ってたけど、その猫は恵まれている方なんだね
ネコ丸
猫の島なんてあるけど、ああいうところは人がエサをくれるからなわばりなんて必要ないんだよ


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猫のなわばりにおける基本的ルール

質問者の女の子
猫のなわばりは重なっているところもあると思うけど、もし出会ってしまったらケンカになるのかな?
ネコ丸
ケンカするのはお互い損になるだけだから、基本的なルールに則って対応してるんだよ

 

見知らぬ猫同士が出会ってしまい、お互いに譲らなかったらケンカになってしまいます。

ケンカをするのは無駄なエネルギーを消費するだけで、万一ケガでもすれば外の世界では命に関わります。

そうならないためには、出来るだけ出会わないことが基本になります。

こちらは一匹の猫が他の猫のなわばりに侵入してしまったときの動画です。まさに一触即発ですね。
⇒ 【動物バトル】猫の喧嘩(オスの縄張り争い)

 

では偶然出会ってしまい、ケンカを回避するにはどうするんでしょうか?

 

猫は自分と相手と、どちらが優れているのか、劣っているのかを、本能的に判別できるんです。

劣っていると感じた猫は、目をそらす、または立ち止まって道を譲ります。

猫は誰にも教わることなく、譲り合いの精神を持っているんですね。

ある意味、人間よりよく出来ています。

 

では、優劣がない、同格の猫同士が出会ってしまったらどうするんでしょうか?

その場合はコミュニケーションを図ることになります。

慎重な鼻キスから始まって、相性が悪ければ威嚇して逃げる。

相性が良ければ、お尻のニオイを嗅ぎあいます。

猫同士のコミュニケーションについては、こちらで詳しく説明しています。
⇒ うちの猫たち、仲が良いの?悪いの?あいさつとコミュニケーション

ちなみに猫にも社会的距離というものがあります。

社会的距離というのは、自分の身を守るための適切な距離ですね。

 

先程説明した、偶然出会ってしまったという距離。

これは約2m前後で、逃亡距離と言われています。

見知らぬ猫や動物がいた場合、いつでも逃げられる距離ですね。

ケガをしているなど具合が悪いと、逃亡距離はさらに開くことになります。

 

では逃げることが出来ない近い距離はどうでしょうか?

これは危険距離と言って、威嚇や攻撃にいつでも入られる臨戦態勢です。

子猫を守る母猫の場合はこの危険距離が広く、数メートルに及ぶこともあります。

 

さらに近い距離、0mを個体距離と言います。

ここまで来るとケンカなどありえず、仲良しな猫同士である証拠です。

こちらで猫がケンカをする理由とルールについて、詳しく解説しています。
⇒ 猫はなぜケンカをするの?ケンカの理由2つと決着までのルール

 

質問者の女の子
なるほど。こんなルールを本能で判断してるんだから、猫ってスゴイんだね
ネコ丸
先祖代々培ってきた本能だからこそ、よく出来たルールなんだろうね

集団生活をする猫もいる

猫は基本、独自の縄張りを持ち、単独行動をするということはお話しましたが、中には集団生活をする猫もいます。

つまり、縄張りを共有する、ホームレンジが重なるということですね。

ただし、プライベートスペースであるホームテリトリーは別になります。

この集団生活をする集合体をコロニーといいます。

 

集団生活をする猫で特徴的なのがメス猫。

コロニー内の母猫同士でお互いに協力しながら、産んだ子猫を育てていきます。

そうやって協力しながら生活してきたメス猫は、とても強い絆で結ばれます。

そこには、よそから来たメス猫が入る隙間がないほどです。

 

環境によって猫の縄張りの形は様々に形を変え、適応していきます。

あなたの近所の野良猫はどんな縄張りの形なのか、観察してみるのも面白いですよ。

猫が集団生活を送る場合、自然とランク付けされるようになります。猫同士のランク付けについては、こちらをご覧ください。
⇒ 猫同士でランク付けってあるの?猫内ランクの付け方とルール

まとめ

野良猫は外で自由気ままに生活しているようで、なわばりというルールを守っています。

余計な感情が入る人間と違って、生き残れればなわばりの広い狭いは関係ないんですね。

そういったところは僕たち人間も見習わないといけません。


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